Double RL設立者・ラルフローレンとは 代表アイテムはシャツ？

■ラルフローレン（本名：ラルフ・ルーベン・リフシッツ）

ラルフローレンは、1939年にアメリカ・ニューヨークのユダヤ系ペンキ職人の家に生まれました。上流階級のライフスタイルを打ち出しているものの、自身は上流階級出身ではありません。彼が幼い頃に抱いた理想を現実化したもの、と考えられます。

ニューヨーク市立大学を中退後、独学でファッションを学んだのち、ネクタイの営業マンになります。老舗紳士服ブランド「ブルックス・ブラザーズ」にネクタイを売りこんだことがきっかけで同社に入社、ファッションビジネスに参加するようになりました。

1967年、贅沢素材のワイドタイ「ポロ」を発表し話題となった翌年、スーツやシャツといったメンズのフルコレクションを発表し、瞬く間にアメリカを代表するブランドへと成長させます。通常のデザイナーとは異なり、マーケティングやブランディングなども管理しながらプロデューサー的な役割を担っていました。

1986年にはアメリカ人デザイナーとして初めてパリに路面店をオープンし、2008年の北京オリンピックではポロラルフローレンがアメリカ選手団の公式ウエアを担当しました。2019年にはこれまでの功績を讃えられ、名誉最優秀英帝国勲章を受章し、「ナイト」の称号を初めて手にした米国人デザイナーとなったのです。

■ポロラルフローレンの代表的なアイテム

ポロラルフローレンでは、「ポロシャツ」が代表アイテムとなります。ポニーロゴを刺繍したカラーバリエーション豊富なコットンシャツはあまりにも有名ですが、「世界でもっともおしゃれなベア」と称されるポロベアも人気の高い存在です。

■ポロラルフローレンは日常的に使いやすいアイテムが豊富

東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルと、上品な英国流のスタイルの双方を融合させたコレクションが特徴のブランドです。ラルフローレンの中でもポピュラーといわれているラインで、日常的に使いやすいアイテムが多く、流通量も多いという特徴があります。

■Double RLは希少価値が高い

1993年にラルフローレンが立ち上げた、アメリカの古きよきヴィンテージスタイルでありながら上質な作りが魅力的なブランドです。新品の服において、レプリカこそあれ、ここまでヴィンテージに特化したものはあまりありません。新品にこだわる方でもヴィンテージ感が楽しめる点も、人気ポイントの一つです。

ヴィンテージに特化しているということもあり、生産数は少なく希少価値が高いという特徴があります。そのため、特別感があるアイテムだといえます。

率直にあらわすと、シンプルな上品さで誰にでも取り入れやすいのがポロ、主にヴィンテージ好きに向けて提案されているのがDouble RLといえます。希少価値が高くなかなか手に入りにくいDouble RLですが、Reggie Shopではシャツやジャケット、Tシャツ、マグカップなど複数のDouble RLアイテムを取り揃えています。